趣味と実益を兼ねた全国のおもちゃ屋さんを復活させるブログ

おもちゃの話、仮面ライダー・アニメなどの話、おもちゃ屋さんの話などなど

25歳のダメ大人が目指す”親子が一緒に楽しめるおもちゃ屋さん”

こんにちは!

全国におもちゃ屋さんを復活させることが目標の「まなか」です。

 

今日は、いつもより少し真面目な内容にしようと思っております。

以前から申しげておりました、私の目標である「全国におもちゃ屋さんを復活させる」ことについて書こうと思います。

その中で今回は、私がなぜおもちゃ屋さんをやろうと思った背景、どんなおもちゃ屋さんを作りたいのかを綴っていきたいと思います。

 

私の過去と現在

 なぜおもちゃ屋さんをやるのかの前に、まずは簡単に私の現状を少しお話ししたいと思います。私は某理系国立大学を卒業し、そのまま同大学の大学院に進学いたしました。しかし、1年通った後、1年間休学をして復学せずに退学をいたしました。退学後、フリーターをしながら4か月が経ち、今このブログを書いております。

 なぜ休学、退学という経緯になったかというと、起業したいという思いが芽生えてしまったからです。それまでは、普通に企業に就職して、普通に家庭を持って、普通に生きていくつもりでした。それが当たり前でそれ以外は自分には関係がないと目をそらしていました。芸能人、スポーツ選手、若手起業家などはすごい才能を持った人たちで自分には関係ない、別の世界の人の様な感覚でいました。

 しかし、大学院に進学した修士1年の年にある授業を受けたことで、今までの考えがガラッと変わってしまいました。ある授業とはビジネス界で話題になっていた「デザイン思考」という新事業開発のフレームワークを実践する授業でした。その授業では他大学の人や社会人の人とチームを組み活動を行っていました。また、ユーザーインタビューやラピッドプロトタイプなどを通して様々な経験・人と触れ合うことができました。なにより、今まで理系として生きてきた私には非常に新鮮で、閉じこもっていた世界観を広げてくれるものでした。

 1年間その授業を受けた後、起業に興味を持ってしまった私は研究室で研究に明け暮れる日々がとてつもなく退屈に感じてしまい、ひとまず休学という形をとって起業について勉強をすることにしました。インターンビジネススクールなど思いつくことをひたすらやってみた1年でした。休学が終わるころには、全く研究に没頭する日々に戻る自分が想像できず、起業したいという思いがより一層強くなったため、そのまま退学をすることにしました。

なぜおもちゃ屋さんをやるのか

 起業をしようと思い大学院を退学したのは良かったのですが、どんな会社を興そうかということに関して全く明確ではなかったため、しばらく悶々とした日々を過ごしていました。一応、私の専攻が機械系であったためハードウェア(IoTとかロボットとか)をやりたいと思っていたのですが、構想も技術力も不足している現状では起業にいたるレベルのビジネスアイディアを思いつくことはできませんでした。

 そんなある日、知り合いのVC(ざっくり言うと投資家)の方からご連絡をいただきお話をさせていただく機会をいただきました。相談をさせていただいた中で、自分がスタートアップ企業として大きなことを成し遂げたいという気持ちがとても強いことに気づかされました。しかし、現状では経験も実力も、ましてやお金さえ不足している状態でそのようなことができるわけがないことにも気づかされました。

 相談後家に帰った私は、もう一度自分を改めて振り返ることにしました。ハードウェアという言葉を忘れて、自分の好きなこと、生き方、できること、様々なことを掘り下げて、「今」できること・やりたいことを考えていきました。

 

 そして、最終的にたどり着いたのが「おもちゃ屋さん」でした。

 

 約1年ほど前、米トイザらスが倒産するという事件が起こりました。誰もが子供のころに大好きなで最高な場所である、おもちゃ屋さんがアメリカでは無くなってしまったというのは、未だに仮面ライダーを愛してやまない小三精神の私には非常にショックな出来事でした。アメリカと日本とでは環境が違いますので、日本のトイザらスは大丈夫なようですが、IT分野の発達、AmazonなどのECサイトの大頭によって街のおもちゃ屋さんは次々と閉店を余儀なくされているのは日本も同じです。

 私は近い未来にすべてのおもちゃ屋さんが潰れてしまうのではないかと戦慄したものです。そして、起業を考えている今、ITがさらに発達した世界の中で、長く子供たちに愛されるおもちゃ屋さんを作るしかないと考えがいたりました。

目指せ”親子が一緒に楽しめるおもちゃ屋さん”

 おもちゃ屋さんというのは、おもちゃを扱っている小売店です。スーパーや薬局とやっていることは基本的には変わりません。商品を入荷し、広告を出し、店舗に陳列し、顧客に販売しているだけです。ただ、扱っている商品が子供たちの大好きなおもちゃであるだけです。しかし、他の小売店と比べ、おもちゃ屋さんは性質が少し異なっていると私は考えております。

 それは、おもちゃ屋さんの顧客は子供たちではないということです。おもちゃ屋さんの真の顧客は「子供たちの親」です。子供たちはおもちゃのユーザーでしかなく、お金を払っているのお父さんお母さんたちです。他の小売店ではユーザー・顧客・商品が繋がっているのに対し、おもちゃ屋さんというのは顧客であるお父さんお母さんだけが繋がっていないのです。

 下の写真はある本屋さんでの遊戯スペースでの写真です。


f:id:toy_manaka:20180812072937j:image

 真ん中のテーブルでおもちゃで遊ぶ子供と、スマホをいじってつまらなそうにしているお父さんの姿がお分かりいただけるでしょうか?。

 このように大人と子供の興味は全く違います。大人にとっておもちゃを買うという行為は子供のため以上のものでは無いのが現状です。ましてや、子供の飽きは非常に速いです。お父さんお母さんが一生懸命働いたお金で買ったおもちゃを、子供は一瞬で見向きもしなくなります。親にとっておもちゃは買いたくないものであり、おもちゃ屋さんは行きたくない場所であるのです。

 そこで、私は”親子が一緒に楽しめるおもちゃ屋さん”を作ることで、親にとっても行きたくなる場所にしたいと考えています。子供のころ誰もがおもちゃ屋さんを大好きだったと思います。それが嫌な場所に変わってしまうのはとても悲しいことです。また、おもちゃ屋さんではしゃいでいる子供の隣で、つまらなそうな親を見るのはとても辛いです。私自身がおもちゃ屋さんを好きでいるのもありますが、子供が好きなものを否定している親を見ているようで子供がかわいそうになってしまいます。

 ”親子が一緒に楽しめるおもちゃ屋さん”を作ることができれば、そのようことはなく仲の良い幸せな家庭を築いていくことができるのではないかと考えています。児童虐待など、親の子供に対する問題が明らかになり始めている世の中です。おもちゃ屋さんに行くというのは毎日行くようなものではありませんが、より良い親子関係を築くための些細な切っ掛けにすることができるのはないかと考えています。

 

非常に長くなってしまいましたが、今回はここで終わりたいと思います。3分の1くらいで終わると見通し立ててたのが甘かった。。

これからも、ちょくちょくおもちゃ屋さんのお話をしていこうかなと思っております。また、おもちゃ屋さん設立に当たってお力添えをいただけたら嬉しいなと思っております。コメントとかだけでも大変うれしい次第であります。特に現在、親御様にインタビューを実施しており、受けていただける方を募集しております。もし、ご興味いただければコメント等いただけると幸いです。

 

次回はベイブレード仮面ライダーの話でゆるくやって予定です!

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

本当にこの糞長い駄文読んでいただきありがとうございました。